国歌

 個人的には、国歌に対して特別な感情を抱いていません。
 歌いたいとも思わず、歌いたくないとも思わず。大声で歌おうともせず、口を噤むこともなく。嫌いというわけでもなく、「俺ベストヒット」にも入らない。その程度。
 一方で、特に歌いたいという人や特に歌いたくないという人がいても不思議ではないかと思います。歌には思想や宗教観を表すものもありますし、国歌の類はそれが強い方じゃないでしょうかね。
 海外で国歌を歌う・歌わないがどのような扱いとなっているかはわかりませんが、(少し論点がずれることを承知した上で宗教観の方では、)アメリカではクリスマス時期に「清しこの夜」を公共で流さないという話もあります。(それどころか、「クリスマス」という単語自体も公に使わないそうな。情報元はその時期らへんのニュースの記憶より。)
 いずれにしろ、自分が好きだから他人に歌わせる人、自分が嫌いだから他人に歌わせない人、どちらにしても御免被りたいわけです。